わが国のリサイクル法(1991年10月施行)は、その目的をこううたっています。
「資源の有効な利用の確保を図るとともに廃棄物の発生の抑制及び環境保全に資するため」(第1条)。
リサイクルとは、日常生活や事業活動の中で生じた不要品や廃棄物を資源として再利用すること。
そして、そのめざすところは、この条文が示すとおりです。
地球温暖化、熱帯雨林の減少、有限のエネルギー資源、ゴミの増加など、
わたしたちをとりまく環境はさまざまな問題を抱えています。
こうしたなかで、自然環境を守り、省資源・省エネルギーにつとめ、
次世代にいかによい地球環境を残していくかが、今や世界的な優先事項となっています。
そのためのもっとも有効な方策のひとつ、それが「リサイクル」です。
「紙は文化のバロメーター」といわれます。事実、1人当たりの紙消費量が多い国は先進国に集中し、日本はEU諸国、米国などに次いで世界第7位。では、その紙をつくる原料は? 「木に決まってるだろう」といわれそうですが、その答えは正確ではありません。現在、日本の紙の原料は、一度使った紙「古紙」が60%以上利用されています。
 ともすれば、紙の消費は、森林資源の破壊やゴミの増加につながる、といった誤った認識をされがちです。しかし、日本の紙の原料は半分以上が古紙。残り半分も昔のように針葉樹の丸太などではなく、製材の残材や間伐材などの低質材でまかなわれています。日本の古紙回収率は70%を超え、世界でも上位を争い、リサイクルの牽引車となっているのです。
 1トンの古紙は立木20本に相当するといわれます。また、古紙を利用すれば、木から新たに紙をつくる3分の1のエネルギーですむとされています。
 古紙のリサイクルは、森林資源を節約し地球環境の保護に役立つだけでなく、省エネルギー、ゴミの減量化にもつながります。そして、それを支えているのが古紙業界であり、私ども<名古路紙業>なのです。